認証保育所に合格するコツを教えます
認可保育所入所はハードルが高い?
世の中の働くお母さんにとって、我が子の保育園入所は頭の痛い問題ですよね。
私も自分が実際に保育園探しを始める身になって、初めて事の深刻さを実感しました。
それまではテレビで待機児童問題を散々耳にしていても、どこか他人事のようで自分には関係ないことのように思っていました。
しかしいざ保育園探しを始めてみると、認可保育園への入園は非常にハードルが高いことを思い知らされます。
自治体などの補助が受けられる認可保育園はその分保育料が安いので、大人気なんですよね。
住んでいる地域によってもかなり違うようですが、私が住んでいる都内のとある区では普通に働いているお母さんでも認可保育園への入所は難しいことが多いです。
政府も待機児童問題を解消しようとして認可保育園を増設しているのですが、それ以上のニーズがあるのか相変わらず待機児童は多いようです。
我が家も多分に漏れず、認可保育園への入園希望は却下されてしまいました。
私は復職が決まっていたので、それはもう大慌てです。
保育園が見つからなければ会社に復帰時期を遅らせてもらうか、退職しなければなりません。
認証保育所は施設ごと管理している
それは何とか避けたいということで、思い切って認可保育園を諦めて認証保育所を検討することにしました。
ハッピーマムなどの認証保育所は、東京が独自にルールを設定して承認を与えている保育所のことで、認可保育園より保育料は高めですが比較的安い部類です。
ただ、認証保育所も認可保育園に入れなかった人に大人気なので、こちらも入所は簡単ではありません。
私も認可保育園の時の失敗を振り返り、何とか認証保育所に合格できるように色々と情報を集めました。
我が子の場合は1歳での入所だったのですが、一番入所が認められやすいのは0歳の4月入園だそうです。
当然ですが、入所を希望するなら一日でも早く入所申し込みを行うことをお勧めします。
認可保育園とは違い、認証保育所の場合はそれぞれの施設ごとに入所希望者を管理しているため、一つずつ自分で連絡を取っていかなければなりません。
そのため、私は自宅や勤務地に近い施設を事前にピックアップし、これはと思った施設に片っ端から電話を入れていきました。
電話するタイミングはお昼過ぎがベスト
その作業の中で感じたのは、電話するならお昼過ぎが良いということです。朝一で電話すると、保育所は一番忙しい時間なので誰も出てくれなかったり、出ても大急ぎで切られてしまうことも珍しくありません。
お昼過ぎになると、園児たちがお昼寝タイムに入るので、先生たちも比較的余裕が生まれます。
このタイミングで電話すると、質問やこちらの事情などを真剣に聞いてくれ、丁寧に対応してもらえる可能性が高いです。
13時から15時ころまでがお昼寝タイムになっている保育所が多いので、電話するならこの時間を狙ってみてください。
また、保育所の中には妊娠中から申し込みができる園もあります。
利便性の良い保育所は大人気で、入所希望直前に申し込んでも既に予約でいっぱいということがあり得ます。
確実にそこに入れたいと決まっているのなら、出産直後には連絡しておくと良いでしょう。
さすがに無事に生まれる前から申し込みを受けてくれる保育所は少ないですが、早いに越したことはありません。
できれば実際に見学に行って保育内容や先生たちの様子を見ておきたいところですが、一応自治体が認証を与えているのである程度の保育の質は確保されていると考えられます。
認証も与えられていない認可外保育園は少し不安な部分もあるので、より安心感を求めるのならやはり認証保育所にすることをお勧めします。
希望の入所を勝ち取るには努力が必要
実際に入所の申し込みを行う場合は、電話でも構わないのでその園の園長先生に直接お願いすることがポイントです。
認可保育園と違い、こちらはほぼ園長先生の一存で入所者が決まることも珍しくありません。
ハッピーマムなどの認証保育所入所の審査が公平でどういった基準で行われているか、外部からは分かりようがありませんし、園のスタッフも園長先生に口出しできることは少ないです。
そのため、園長先生に直接窮状を訴え、何とか入所させてもらえないかと話をした方が効率が良いのです。
この時、自分の事情ばかりを切々と語るのではなく、その保育所の良いところや入所したい理由などを、多少オーバーに褒めることをお勧めします。
園長先生も、自分の園を褒めて信頼してくれる人を入所させてあげたいと思うものです。
私の場合、入所できなかったらせっかく続けてきた仕事を退職しなければならないことや、預けるからには設備も整っていて先生たちの質が高そうなそちらにお願いしたい、ということを丁寧にお話ししました。
その時だけでなく、1週間おきくらいに入所できるか状況を教えてほしいと連絡を取り続け、園長先生やスタッフさんたちに私の名前を覚えてもらうように頑張りました。
そのかいあってか、認可保育園の不合格後という急なお願いにも関わらず、何とか復職までに入所させてもらえることになりました。
希望通りの入所を勝ち取るためには、それなりに努力も必要なので油断せず早めに動き始めることをお勧めします。
最終更新日 2025年6月11日 by swissbug