子育て

社員旅行に子供の同伴はしない方がいい理由

私は中規模の自動車部品製造工場に勤務していて、ここは親会社がゴールデンウイークに長期休業を実施するので、その期間に社員旅行を行っています。

社員数の関係から所属部署にわけられて旅行先が決められる規則になっていて、海外は本人と配偶者だけが同伴できることになっていますが、国内に関しては子供も小学生以上という条件で一人だけ同伴ができます。

私には小学校に入ったばかりの息子がいて、渡航先がサイパンで海で遊ぶことが好きだったこともあり、妻と共に息子と出かけました。

海外の社員旅行の規則については対象者の全員が知っていますが、実際に連れて来ていたのは三十人いた参加者の中で私と同僚の女性社員だけであり、その女性社員の方は小学六年生の女の子です。

子供の頃は女の子の方がしっかりしているという声がありますが、これが当てはまるように他の人に迷惑をかけることなく親の言うことを良く聞いていて、私もいい教育をしていると感心したのを覚えています。

 

勝手な行動をして参加していた人に困惑され・・・

ところが問題なのは私の息子であり、初めての海外旅行というのもありますが言うことを聞かず、勝手な行動をして参加していた人に困惑されていました。

特に頭を悩ましたのは集団行動ができないことであり、子供なので会社が決めた社員旅行の予定など興味が無いのか自分が興味を持つところに行ったり、参加者の人がお土産で購入したお菓子を勝手に食べたりとやりたい放題です。

息子が迷惑をかけると謝罪をずっと行っていて、同じ会社で働く同僚で顔見知りということもあって最初の頃は笑顔で許してくれましたが、それが頻繁に起こると徐々にその表情が険しくなっていきます。

仲良くしていた人からは、もう少し子供の行動に目を配っていなければ不満を口にする人も出てくると言われて注意していましたが、完全に行動を監視することは難しくて最後まで息子の放蕩三昧の行動で嫌な思いを与えてしまいました。

社員旅行が終了して息子については同行した人が私に話をすることはなかったのですが、その時の写真ができてその中に息子が写っているとほとんどの人の表情が曇ります。

それが何を意味しているのか理解できるだけに、今でも連れて行かなければ良かったと後悔しています。

社員旅行は社員同士の親睦と日頃の仕事に対する疲れを労う意味がありますが、そこで嫌な思い出を作ってしまっては意味がありません。

会社からは温情で子供を参加させてもいい場合がありますが、子供は周囲の環境で普段とは違う行動を取ることもあるので、同伴する場合にはしっかりと性格について考慮した方がいいでしょう。

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最終更新日 2025年6月11日 by swissbug