音楽大学への進学を希望する人へ
ピアノやバイオリン、声楽な多種多様なジャンルで才能を開花する事が可能な音楽大学への進学を希望する人へ、少しでも夢に近づく為のポイントを確認しておきましょう。
音楽大学へ進学を希望する場合、当然自分の得意ジャンルを明確にし、筆記だけでなく実技も同様に勉強しておく必要があります。
入試では筆記より、面接官の前で演奏(声楽なら歌う)する事の緊張感が勝り、普段の実力を発揮出来ず無念の不合格となるケースも多いからです。
実技は普段から練習しているから大丈夫、と安心する事なく、課題曲及びオリジナルやアレンジ曲も含めて、全ての可能性がある発表曲については120パーセントの練習を行い、当日は100パーセントの実力を発揮出来るよう、体力も含めて調節する必要があります。
特に試験は寒い冬空の中で行われます。
試験日が決定したら、その日に向けてインフルエンザの予防接種を受けて、同居する家族にも同様の予防対策を講じてもらい、協力を仰ぐ必要があります。
全国から集まる精鋭たちの中で、抜きん出た才能を認めてもらう事は実に難しい事です。
突飛な才能は巷の噂や世界コンクールの受賞履歴などで伝わっているので、こうした受賞履歴がある人は有利であると言えます。
必ず履歴書に記載する事を忘れてはいけません。
専攻科目によって異なりますが、音楽大学への進学を希望する場合、中学校から専門の勉強を始めなければ間に合いません。
楽典と言って、通常の高校で学ぶ事のない内容を学ぶ必要があるからです。
3年間だけで習得できる内容ではないので、早目に自分の進路を決定して、目標に向かってひたすら努力する姿勢が大切です。
当然一般科目も受験項目に入っていますが、広く浅い知識で十分だと言えます。
それよりは楽典を始めとした専門知識の習得に努める方が賢明です。
楽器を教わってる先生が音楽大学卒業生であれば、積極的にポイントや試験までの勉強の計画を一緒に練ってもらうと確実です。
目指す絶対数が他の大学に比べて少ない分、競争率は高くなります。
また入学後も常に勉強と練習の日々が続くので心底音楽を愛する人でないと、合格しても長続きしません。
3度の食事より音楽が好き、そんな人が音楽大学に向いていると断言出来ます。
専門の講師陣に学べる貴重な4年間になるので、是非合格を目指して、早目早目の試験対策を講じてください。
一般大学に比べて、親御さんには貯金も十分に蓄えて頂く必要があります。
また、武蔵野音楽大学の近くには、学生さんのために防音設備が整った賃貸物件が多数ありますので、不動産屋を前もって調べておくのもいいでしょう。
最終更新日 2025年6月11日 by swissbug