開業資金の調達
自分で開業をしようと思った場合、問題としてあがってくるのが資金のことではないでしょうか。
自分のお金だけで全てまかなえればいいのですが、実際そうはいかないこともありますね。
そのようなときには、資金をどこかから調達してくる必要があります。
調達という言葉を使ってはいますが、実際は借りてくるのと同じなので、その借りてくる先を選ばなくてはなりません。
まずは、開業をするにあたってまず思いつくのが銀行からの融資です。
銀行は大きくて信用できるからと思うでしょうが、その分審査もしっかりとしています。
新規開業となるとかなり借りにくいのではないかと思います。
もちろん絶対に借りれないというわけではありませんし、ある程度銀行側から返済できるであろうということを認めてもらえれば貸し出してくれることもあります。
もうひとつ、日本政策金融公庫から融資をしてもらうという方法もあります。
個人で開業をする人のための開業資金を融資することに特に力を入れているところでもありますので、金利が低くて新規で開業する人に対しても融資をしてくれる確率は高いです。
とはいえ、自己資金が0では貸してくれるところはほとんどありません。
それはもちろん、信用できないと貸す側も考えて当然です。
本当に開業を考えていて、自分でも資金をしっかりと用意しているということを考えて、融資してくれるわけです。
全てを借り入れでまかなうのではなく、ある程度自己資金を蓄えた上で、それにプラスして2倍から3倍程度までの借り入れが妥当な金額ではないかと思います。
開業を思い立ったらすぐにでもと思うかもしれませんが、資金を蓄えながら開業について考える時間に当てるといいのではないでしょうか。
最終更新日 2025年6月11日 by swissbug