血圧を下げる
日本人の40歳以上の男性で約60%、女性で約40%が高血圧だといわれています。
1960年代で最高血圧の平均が一番高かったそうですが、現在では最高血圧の平均は徐々に下がりつつあります。
これは高血圧の人が増えてきて治療を受ける人口が増えたことが理由の一つだと思われます。
これは、1955年に高血圧の治療を受診している患者は10万人にたいして約60人だったのが1975年には約470人、2005年には約520人と増加しているのです。
高血圧症の患者のうち約20%の人が降圧剤を服用しています。
近年、医療費の増加が問題となってきていますが、65歳以上の高齢者の医療費の割合で一番多い32.6%を占めているのが高血圧症と高血圧が原因でおこるとされている心疾患や脳血管疾患なのです。
血圧は1日の中でもかなり変動します。
起きる時や食事後、入浴の時などに変動します。
特に緊張した時などもかなりの変動がみられます。
病院などで血圧を計る時なども血圧が高くなる人もいます。
最近では正確な血圧を得るために家庭での血圧測定が注目されています。
一度、高血圧症になってしまったら残念ですが、現在の医療では高血圧を完治することは出来ないのです。
降圧剤は血圧をコントロールするのであって高血圧を治療しているのではありません。
降圧剤を服用して血圧が下がったからといって安心してはいけないのです。
高血圧を改善しようとするのならその原因となっている事柄を改善しない限り治りません。
それは、生活習慣を改善していくことになります。
それは面倒だから降圧剤を飲み続けるというのは費用もかかりますし、薬の副作用もあるためお勧めは出来ません。
本態性高血圧症であるなら、もともとは血圧が高いのではありません。
何か原因があって血圧を高くしているのです。
その原因を取り除くことができれば高血圧は治すことができるのです。
高血圧になるには相当の時間がかかっているのです。
治すためにはそれなりの時間が必要になりますので原因を明らかにししっかり治していきましょう。
血圧を下げる方法ナビ~高血圧はやばい!~
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最終更新日 2025年6月11日 by swissbug